国語科の学習で「思考力・判断力・表現力」を育てる

言葉の力を育てる国語の学習では、「思考力・判断力・表現力」を高る機会を多く設定しています。

「思考力・判断力・表現力」育成にあたって、本校では次の3点を意識させるようにしています。

〇目的意識 「何のために」

〇場(方法)意識 「どのように」

〇相手意識 「誰と・誰に向けて」

6年生、自分が一番大事だと思うことを友達に向けて話す学習に取り組んでいます。

「もしも、自分が大事にしているものがなかったらどうなってしまうだろう」と、仮定して考えることで、どれぐらい大事なのかを聞き手に伝える表現を工夫することができていました。

自力解決に十分時間をかけてから友達と相談することで、自分が考えたことを分かりやすく伝えることができていました。

2年生は、電話で(音声だけで)道案内をして、相手に目的地を正しく伝える学習に取り組んでいます。

待ち合わせ場所を正確に伝えるために、具体的な目標物を示したり、何個目の曲がり角なのかを明確に話したりすることに気を付けていました。

一生懸命考えた案内が伝わらなかったときには、もう一度自分の説明を見返して修正点を見付け出そうとしていました。